ビートルズトリビュートアルバム A3

  10人のギタリストがソロ演奏でビートルズナンバーをカバーしたアルバムその名も、

『While Solo Guitar Beatly Weeps』

 
アルバムジャケット。ビートルズのアビイ・ロード風に仕上がっている

 

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「10人のギタリストがソロ演奏でビートルズナンバーをカバーしたアルバム」。タイトルからして『While Solo Guitar Beatly Weeps』と小洒落ているように、ここへ記した言葉だけですでに、聞いて損のない心地好いBGM作品になると保証を得たようなもの。
 

単にガットギターで、何となくメロディーをなぞったような音楽を集めた、駅前やデパートで投げ売りされているBGM集のような感覚は、まず捨てていただきたい。

 
参加アーテイィストそれぞれが実際にレコーディングで使ったギター

 

ここに詰め込まれたのは、ビートルズを敬愛するプロフェッショナルなギタリストたちが、みずから選んだビートルズナンバーを、自分なりの解釈と表現力を持って深く解釈し演奏した作品たち。   もっと言うなら、ビートルズの楽曲が持つ魅力に最大限の敬意を払いつつ。楽曲一番の魅力である”メロディー”を際 立たせたうえで、ギター1本で壮麗/重厚な広がりや深みを与え表現した曲たちばかりが並んでいる。端的に言うなら、「一人ギターオーケストラ」たちの饗宴作とも言えようか。
   

この作品の総合プロデュースを担ったのが、日本人初の”ロンドン地下鉄演奏許可証”(バスキング・ライセンス)を取得。10年間、バスカー(地下鉄演奏者)としてロンドンで暮らしてきた土門秀明氏

 
日本人初のバスカー土門秀明氏

 

この作品の総合プロデュースを担ったのが、日本人初の”ロンドン地下鉄演奏許可証”(バスキング・ライセンス)を取得。体調を崩し、療養のために帰国の途 に着くまでの10年間、バスカー(地下鉄演奏者)としてロンドンで暮らしてきた土門秀明。(当時の活動の成果を集大成させたアルバム『From The Underground』は現在、iTunesで販売中)。   現在は音楽の世界へ復帰を果たし、自然音とのコラボレーション作品の制作など、ギタリストとし て精力的に活動している。じつは土門氏、かなりのビートルズマニア。今回のアルバムの制作は、自分と同じ「ビートルズを敬愛するソロギタリストたちを集め、それぞれに秀でた技を通し、ビートルズの音楽に深みを持った新たな光を注ぎたい」という想いから始まっている。土門氏は、時に知人の伝をたぐり。時に は動画サイトなどでカバーしている人たちの演奏に触れながら、自身を含む「この人たちなら!!」というソロギタリストたちを選出。作りあげたのが、 『While Solo Guiter Beatly Weeps』になる。
   

参加陣それぞれが、様々な解釈でビートルズナンバーを表現

収録曲(全曲試聴できます。)

I Saw Her Standing There
In My Life
Octopus’s Garden
While My Guitar Gently Weeps
Help
Day Tripper
Strawberry Fields Forever
Within You Without You
A Day In The Life
Here, There and Everywhere
 
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参加ギタリスト

Masuda 益田洋(peacejoytown) I Saw Her Standing There 作曲:マッカートニー=レノン (McCartney / Lennon)


YouTubeで世界中にファンを持つフィンガースタイルギタープレーヤー「益田洋(peacejoytown)」が「I Saw Her Standing There」をカバー。秀逸なアレンジ、スムーズなフィンガリング、軽快で安定したピッキング、どこを取っても職人技です。

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Minami 南澤大介(Daisuke Minamizawa) In My Life 作曲:レノン=マッカートニー (Lennon / McCartney)


累計40万部を突破したギター1本でロックやポップスの名曲を演奏したCD付き楽譜集「ソロ・ギターのしらべ」シリーズの著者として絶大な人気を誇る「南澤大介」が「In My Life」をカバー。今回、貴重な新録音源を提供してくれました。南澤ファンは、聴き逃せません!

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Hamada 浜田隆史(Takashi Hamada) Octopus’s Garden 作曲:リチャード・スターキー (Richard Starkey)


独自に編み出したオタルナイ・チューニング(EbAbCFCEb)の使い手であり、19世紀末のアメリカで流行したラグタイムを基調とした、明るくリズミカルなソロ・ギターで人気の「浜田隆史」が「Octopus’s Garden」をカバー。ノリノリの演奏に自然と体が動きます。

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Yuta yuta tanaka While My Guitar Gently Weeps 作曲:ジョージ・ハリスン (George Harrison)


ヨーロッパ、オセアニア、東南アジアなど、世界を旅して演奏活動を続けるさすらいのブルースマン「yuta tanaka」が、今回のアルバムタイトルの元ネタでもある「While My Guitar Gently Weeps」をカバー。泣きのチョーキングを取り入れたフィンガーピッキングは必聴です。

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Jo 城直樹(Naoki Jo Help 作曲:レノン=マッカートニー (Lennon / McCartney)


海外の様々な音楽フェスティバルや、日本のサマーソニックにも出演。ソロギター普及目的の「ソロギターの日」(6月1日)発案者でもある「城直樹」による「Help」。1本のギターで弾いているとは思えないアンビリーバボーなハイテクを体感してください。

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Tanimoto 谷本光(Hikaru Tanimoto) Day Tripper 作曲:レノン=マッカートニー (Lennon / McCartney)


ライジングサン、フジロックなど大規模ロックフェス出演多数。谷村新司・渡辺美里・夏川りみ・松浦亜弥・平原綾香・秋川雅史らとの共演経験もあるソロ・ギター界の雄、天才「谷本光」の「Day Tripper」。いつもより増して叩きまくってます!

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Domon 土門秀明(Hideaki Domon) Strawberry Fields Forever 作曲:レノン=マッカートニー (Lennon / McCartney)


バブルガムブラザーズのギタリストを経て渡英、日本人初のロンドン地下鉄演奏許可書を取得。13年間の生活費全てをバスキングで稼ぎだしてきた伝説の男「土門秀明」の「Strawberry Fields Forever」。ソロ・ギターの概念を覆す新たな伝説の幕開けか?

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Tsugei 告井延隆(Nobutaka Tsugei) Within You Without You 作曲:ジョージ・ハリスン (George Harrison)


アコースティック・ギター1本でTHE BEATLESの再現を目指すソロ・プロジェクト『Sgt.Tsugei’s Only One Club Band』を敢行する「告井延隆」が、難曲「Within You Without You」で参戦。独特の世界観を思う存分に表現。とにかくキテます。

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AKI AKI A Day In The Life 作曲:レノン=マッカートニー (Lennon / McCartney)


現在、琴とのユニット「AKI&KUNIKO」にて世界を飛び回るアコギ界のジミヘンこと「AKI」。過去にオーケストラとの共演もあり、世界的ギタリスト「Peter Finger」にも認められた圧倒的な個性とテクニック。アバンギャルドな「A Day In The Life」は圧巻です。

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Taruishi 垂石雅俊(Masatoshi Taruishi) Here, There and Everywhere 作曲:レノン=マッカートニー (Lennon / McCartney)


新堀ギター音楽院本部の主任教師を経てドイツでギターを学び、ナイロンやスチールを使い分けたスタイルでキングレコードから数々のソロギターアルバムをリリース。ソロギター界の王子「垂石雅俊」が奏でる壮大な「Here, There and Everywhere」に感涙間違いなし!

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お届けする CDはこちら

 
上左:表ジャケット、上右:裏ジャケット、中段:ジャケット見開き、下:CD盤

上左:表ジャケット、上右:裏ジャケット、中段:ジャケット見開き、下:CD盤

 
ビートルズの雰囲気に仕上げたジャケットとCD をお届けします。

 

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  TEXT:長澤智典